大阪杯 2025【回顧】|勝因と敗因を分析!

大阪杯 2025 回顧
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2025年 大阪杯 【結果】

2025年/ベラジオオペラ(4-4-3-3):12.5 – 11.2 – 11.2 – 11.4 – 11.2 – 11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.4 – 11.7

TIME/1.56.2 RPCI/49.0 前後3F差/+0.20 PCI3/54.7 ※速報値

展開は、出遅れたデシエルトが、初角で先頭に立ち、ハイペースで逃げ。前目で競馬したベラジオオペラが抜け出し、レコード勝利。残りの椅子は、差してきた馬で決まる。

ロードデルレイは、外を回して差してきてるのに対し、ヨーホーレイクとエコロヴァルツはINを差してきた。
展開が良かったのもあるが、唯一外を回して差したロードデルレイはなかなかですね。(指数が出てたのも納得)

G1でレコードが出るレースは、ほとんどがハイペース逃げの馬がいる。しかも、逃げた馬を余裕をもって追走している先行馬。まさにのレースでしたね。

2番手で競馬したホウオウビスケッツは、最後差されましたが、このハイペースを番手競馬で5着は能力の証。

1着 ⑤ベラジオオペラ(横山和生騎手) 2人気 (4-4-3-3)34.1
2着 ⑬ロードデルレイ(西村騎手) 4人気 (8-9-8-8)33.8
3着 ⑦ヨーホーレイク(岩田望来騎手) 8人気 (14-14-14-14)33.5
4着 ⑭エコロヴァルツ(M.デムーロ騎手) 10人気 (8-8-10-10)33.8

好走要因

まずは、考察から

枠番確定前

◎ 未定 ○ベラジオオペラ ▲ステレンボッシュ ☆ 未定 △⑦⑭

枠番確定後+指数完成後

◎ ⑬ロードデルレイ ○ ⑤ベラジオオペラ ▲ ⑫ステレンボッシュ ☆ ⑥ジャスティンパレス 
△ ②③⑩⑮

レコードが出るくらいのハイペース逃げはそこまで想定はしていなかったのが正直なところ。
デシエルトは、外枠、出遅れ、池添騎手(初騎乗)もあって、まさかの展開でした。

※RPCIなどは、先頭の馬のLAPとなるので、2番手以降はミドルペースで競馬したと思います。

無難に選択できたベラジオオペラと、指数で評価されたロードデルレイ。
(指数としても、1位→2位の決着。)
2軸で3連系を流すことも考えましたが…馬券は取りこぼし笑
ステレンボッシュも来ると思ってました…(敗因考察は後半に)

事前想定よりは、やや差し向きな展開となりましたが、
キレ勝負というよりは、ロンスパ差しの展開でしたね。

ベラジオオペラは、有馬記念からのローテで、実績もあり、展開も向いた。キレ勝負には少し厳しそうな感じもするが、阪神競馬は100%勝利という結果に。今後もタフな馬場、タフな展開で、前が有利に働くコースでは強さを発揮しそうです。

ロードデルレイは、隠れた実力馬という印象。ローテなどから、指数が示してくれなかったら買ってなかった馬。よく戦歴見ると、除外を除き神戸新聞杯以外は全て連対以上。しかも左回りは無類の強さ。この大阪杯で2着というので、今後は人気を背負っていく可能性は高いですね。若駒の時のキレが、長い伸びになってきてるのも母父ハーツクライも影響してるのでしょう。

ヨーホーレイクは、充実してる貴重なディープインパクト産駒。もう少ない種牡馬ですが、勢いあるうちは買うべき。7歳馬として大阪杯では初の3着かな?やや展開が向いたのもありますが、今後もこのような競馬にはなりそう。距離短縮で買うより、同距離か延長でしょうね。(ただ2200までかな?)

エコロヴァルツ、シックスペンスを買うよりはこっちとの見解も正解だった。脚質がまだはっきりしてなさそうな感じもあるけど、これを機に差しを意識するなら危険な匂いもします…。中団から前目で、ロンスパでこそ生きる馬のような気がしてます。

敗因要因

一部ピックアップして敗因回顧をしてみようと思う。

まず、美浦組。ホウオウビスケッツ、シックスペンス、コスモキュランダ、ソールオリエンス、ステレンボッシュと、ホウオウビスケッツ以外良いところ無し。

ここまで合わない傾向があると、ローテの問題もありそうな気がしてます。

大阪杯は美浦所属厩舎は危険!?

シックスペンスは、人気しそうな戦歴と背景(ローテなど)でしたが…次走、ルメール騎手でどうなるかだけですね。ただ過度な期待もしない方が良い気もしてます。関東でのレースで巻き返してほしいところ。

ステレンボッシュは、この脚質になってしまってるのか調整不足か。内回り競馬も合ってないですね。勝ち切れないで今後も行ってしまいそうな気配もありますが、東京でしか…と思ってしまうほどですね。

ラヴェル。実はもしかしたらと思い、ワイドだけ買ってましたが、4角後も伸びてきて来る?と思いきやストップ。坂がやや苦手な傾向かもしれないけど、小回りや平坦コースだと穴を空けそうな感じもしますね。

レース全体の総評

全体的に、得意と苦手がハッキリとした差となった大阪杯な気がしてます。

つまり、来年も傾向を信じ、苦手や不得意な馬は人気馬でもバッサリ切ることが重要と思います。
逆の言い方をすると、負けた馬は得意なコースで巻き返す可能性は高いということ

古馬が出走できる内回りの芝2000mのG1:大阪杯
王道路線でありながら、特殊な条件ということ

また、レコード決着なので、好走組の反動も気にしたい点として次走も見ていきます。

裏では、ドバイ組の話題でいっぱいでしたね。
こちらでも”反動”という視点の話も出てました。

加えて前回も話した、この時期の重賞は、通常とは異なる話。厩舎も出走馬も騎手も…海外の影響が。

「買いたい馬がいる」よりも「嫌いたい人気馬がいる」のほうが、競馬(馬券)においては重要ですね。

大阪杯 2025 回顧

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